今年度文部科学省より「スーパー食育スクール事業」の指定を受け、研究を進めてまいります。これから随時取り組みの様子や今後の予定をお知らせしていきたいと思います。
学習意欲の向上を目指す 食に関する指導の在り方
毎月19日を「食育の日」として月に一度発行します。
5月号 6月号 7月号 9月号 10月号 11月号 12月号
日時 | 内容 | 場所 |
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2月 9日(月) | 文部科学省委託事業 スーパー食育スクール事業 研究発表会 |
村上小学校 |
2月18日(水) | 第2回推進委員会 | 村上市情報教育センター |
野菜の主な栄養的な働きについて「かぜブロックパワー」「おなかすっきりパワー」「ほねとはがっしりパワー」の3つがあることを担任と栄養教諭が子どもたちに指導しました。そして,しっかりパワーを取るためには子どもは一日300グラムの量の野菜を摂ることが大切であることを栄養教諭が子どもたちに伝えました。子どもたちは今までの自分自身の野菜の摂り方を振り返り,自分なりの作戦を立てました。
前の時間,体の成長のためには休養・睡眠と運動が大切であることを学習しました。本時ではまず食事の大切さを栄養教諭が子どもたちに指導しました。その後,いくつかのモデルを提示し,それぞれの問題点を子どもたちが考え指摘しました。これらの活動を通して,子どもたちは成長のためには休養・睡眠,運動,食事の3つのサイクルが大切であることを理解していました。
1月からグループで村上に昔からある商店街のお店について調べてきました。全体で交流する中で,それぞれには
”伝統””地場産物の利用”などの共通するこだわりがあることが分かりました。本時ではその中の1つ"食品添加物を使用しないこと”を取り上げ,その根底にあるお客様への思いや伝統の味,食の安全等を守る商店の人々の願いに迫りました。
わがままな王様の1日の生活を紙芝居風に子どもたちに伝え,王様へのアドバイスを考えました。「さんかくたべをするといいよ」「みどりのしょくひんをおおくたべるといいよ」と子どもたちになりにアドバイスをしました。その後,自分のわがままな部分を考えました。
「わたしたちの生活とインスタント食品」という教材を読んだり栄養教諭から話を聞いたりしたことをもとにして自分の考えをまとめ,グループで討論をする学習を行いました。インスタント食品の長所や問題点について,お互いの立場や意図をはっきりさせ,自分の意見と比べながら討論を行っていました。この討論の学習を通して,改めて自分の食生活について見直して考えようとする子どもたちの様子がみられました。
1学期に市場で苗を購入しプランターで野菜を育ててきました。夏休みにおうちで食べたことを含めて記録を発表し合いました。おうちの人や自分自身がおいしいと感じた理由を考えました。「一生懸命お世話をしたから」「子どもたちが作ったから」,そして採れたて新鮮な野菜だからということに気付いていきました。
給食調理員さんの仕事の様子を子どもたちに伝えることで,自分たちの生活を支えている人に「尊敬・感謝」の心情を高めることをねらいとしました。子どもたちは「食器をきれいに片付けるようにしよう。」「これからは残さないように食べたい。」と感想を書いていました。
市場から苗を買い,自分たちで育てたピーマン,なす,じゃがいもを使い,おうちの人と一緒に夏野菜カレーを作りました。子どもたちは,いつもは苦手な野菜も「おいしい」と言って全部食べていました。
昨日の給食の献立や使用した食べ物を教材として,いろいろな食品や献立に興味をもつことをねらいとした授業を行いました。実物を見せたり,実演したりすることで,子どもたちの食べ物への興味・関心が高まりました。その日の給食の時間では,「これは何が入っているのかな」といいながら食べている様子が見られました。
本日より,学級担任による給食指導を開始しました。その日に使われている食材の栄養や献立のねらいなどを伝えていきます。食に関する指導の目標として@食事の重要性,A心身の健康,B食品を選択する能力,C感謝の心,D社会性,E食文化が挙げられます。これらについて毎日5分間程度担任の体験を交えながら指導していきます。
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